中学生来たる

わ~っ、久しぶりー。Fちゃんです。
中学一年になりました。

今日は定期テスト対策にやってきました。
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方程式の文章題ね。
「えーっと、これはねぇ、はじめの数をエックスと置くでしょ、
すると次の数はエックス+1、その次はエックス+2ね、それでねぇ%&#%$@△〇?*¥・・・・」と、ふとFちゃんを見ると、満面にこやかに気を使って微笑んでいます。
懐かしきこの“遠慮がちの微笑み”
Fちゃん!どの辺りから分からなくなったの?よーし、当ててみるね。
一番初めにしゃべり始めたときから、だよね。(アタリ!)

ここで初めて、安心したようなFちゃんの“素の笑い顔”が見えました。

「ゴメンネ、じゃ最初からやり直すわね。あのね」と再び始めます。
自己解説もやってもらい、同種の問題を3問やり、最後にようやく晴れやかな顔になりました。

このごろ、ともに楽しむばかりで、生徒さんの「顔(色)をみる」のを忘れかけていたので、ほんとにいい時に来てくれました。
ありがとう。
# by youkosodesu | 2009-07-12 21:37 | F(女の子)

三つの力

単調な繰り返し訓練は、目的が自覚できない年齢の場合、とても辛いものになります。

しかし実のところ訓練が中途半端だと、中学受験の“武器”とまでには至りません。

低学年に限って言えば、
「実はかなり過酷な訓練を積んでいるが、遊んでいるのと錯覚する」ようなやり方で“武器”を持たせ、進学塾に送り出すことを務めと思っています。

三年生の終わり(通塾スタート)までに、次のことを目指しています。

①逆算の力
②約分の力
③勉強もなかなか楽しいと思える力

①②は、「出来る」ではなく、「すご~く出来る」までやります。

2年半前、こんなことを書いていました。今も同じ思いです。
# by youkosodesu | 2009-07-11 11:10 | 小さい生徒

最大公約数

2009.7.9 木曜日
Mちゃん(小3)です。
最大公約数_f0024310_812882.jpg

彼女は今日初めて約分に進みました。

受験に直結することを、下降方式で決めているため、いよいよこのときを迎えて私のほうが軽く緊張しています。


まず左端に最大公約数を書かせて、やっている狙いが上手く伝わっているかをみます。

やり方は、2数の少ないほう(この場合は分子数)に注目し、その約数の大きいほうから順番に、分母数の約数にもなっているかを点検。
これを頭の中で行わなくてはいけないので、集中力が必要です。

約分が早く正確に出来れば、試験時に、場所をとりミスをし易い割り算筆算を減らすことが出来ます。
小さな数で何度も割り続けるのでは、その威力は色あせてしまいます。
短時間に、“一回”で最大公約数を見つけることにかかっているのです。

しかし、今日の日まで「約数を出す練習」をやりこんでいるMちゃんは、あっけなかった。
ほんとうに早かった。
ここまで来るのにたったの3ヶ月とは。
あとは時間を短縮するための、自宅練習あるのみです。

2週間後までの宿題
相変わらず約数を書く練習
本日の約分プリントの時間短縮練習
割り算の余りのある横算、筆算
1から30までの素数を言う練習
上巻文章題で、出来る部分があればそれをお願いします

今日の学習ご報告
約数10
ABCカード
約分50
掛け算
割り算筆算10
引き算横算10
# by youkosodesu | 2009-07-09 08:37 | MT3年生