![]() 今は満員なので、来年まで待っていただくことになっていますが、どうやら算数で苦戦しているらしいのです。 既に塾には通われているので、算数強化の目的なのですが、ホント、一刻も早く受け入れてあげたい気持ちで一杯です。 一般に算数が苦手なお子さんは、”イメージすることが苦手”という面を持っています。 例えば速さの問題で、100メートル離れた位置から向き合って歩き、早く歩く方の人は出合ったその場所まで、遅い人よりはかかった時間も短い、と思い込んでいるのです。 流れている時間は平等で、ただ、距離で稼いでいるにすぎない、ということがどうしてもピンと来ないので、イメージしにくい子には、携帯電話とストップウオッチをもって、外で「出会い算」、「追い越し算」の実習をすることにしています。 この前も少し触れましたが、みんなが速さを嫌うのは、思い込みとの食い違いによるところが大きいからだ、と思っています。 そんなわけで、もう少し待ってください。 そして受験まであと2年あるので、興味の持てるやり方で、算数の理解を図りたいと思います。 イラストは「素材やひなとん」さんからお借りしました。ありがとうございました。 ▲
by youkosodesu
| 2006-12-23 17:16
| ●私の方針
また面談終了。
親が子と勉強すると、途中から必ず喧嘩のようになってしまって・・という話題になりました。 世間のほとんどのご家庭では、そうかもしれません。 その理由をずーっと考えました。 そして思い当たりました。 親御さんは、勉強するのは本人なのだから、当然子どもが主役で、親としての自分の立場は、監督または観客だと思っているのです。 そして主役である子どもの演技(勉強のときの反応)を、それでよし、とかそうじゃないだろう、とかあれこれ批評しているのです。 私の場合は、演技者としての「主役」は教える側の自分です。 そしてお客様(観客)の立場に、子どもがいます。 たとえ自分の子どもでも、教えるときはお客様です。 それは、小さな劇場で一人芝居をするのに似ています。 客の反応が手に取るように分かって、乗っているのかいないのか、の判断がつけばすぐにやり方を変更します。 今日の客はのりがいまいちだな、じゃあ練習してきた別の演技に切り替えよう、という具合です。 手持ちの札を増やしておかないと、観客受けの少ないとき、「あーぁ、今日の客はハズレだった」、と相手のせいにしたくなるのが、人間の悪いところですから。 興味を持って見始めてくれたら、こっちのものです。 「アー、楽しかった、また見に来てあげよう」と思ってくれます。 お客さんが、劇場にまったく入りたがっていない時、「どうぞ一時間だけ私の演劇見て行って!たくさん練習積みました。」と愛想よく誘ってみることです。 そして精一杯主役としての先生役をこなしてみてください。 当然のことながら、演技者は観客に対して、面白くないのに笑いを要求することは出来ません。 そして、請われていないアンコールに応えてもいけません。 上映時間が終了したら、お客様をお帰しする時間を守ることも、忘れないでください。 なぜなら、自ら入場券を買い求めて、わくわくしながら入ってきたわけではないのですから。 [まとめと今週の標語](といっても、これが初めて) ●(普段は逆なのだから)勉強のときくらい、もっと子どもの顔色をうかがってみよう!! ▲
by youkosodesu
| 2006-07-02 00:48
| ●私の方針
子どもたちを迎えるために、すごーくかわいい家にするのが夢で、家周りにずいぶんお金を投じたときは夫に頼り、毎月1~2万円ずつ返済し、その借金も残すところ2万円になりました。バンザーイ!!
写真はネットショップに掲載されていたもので、うちのではないのですが、オーニングという日よけです。(有限会社オーニング様から写真をお借りしました。) こういうのを窓に取り付けて、それからみんなが集えるバーベキューコーナーのようなものを作りました。よくお店と間違えられて、「何屋さんですか?」なんて聞かれて大喜びしています。昔通っていたピアノ教室の先生の家は、すごく夢いっぱいでステキで、通うことが待ち遠しく、私もこんなことにお金を使いたかったのです。 ![]() 近所の小学生が、「オバサン、かわいくなったね(私?じゃないよね)」なんていってくれると、もう天にも昇る心地がして、思わず、「お茶でもいかが?」なんて言ってしまいます。 ![]() 上掲載写真はディノスカタログのものです。オーニングは省エネ効果大です。 ▲
by youkosodesu
| 2006-06-13 01:09
| ●私の方針
![]() またも、きたない絵をそのまま載せて失礼します。 BOOCSダイエットの藤野先生の理論を読んでいたら、はたと思い当たり、真似してフローチャートを作りました。 ”ようこそおばさん”の解説によると、ストレス過剰とは、親の期待に沿わなければと、子どもの側が無意識に反応して起こる現象ですね。 いくらお母さんが、勉強のことをうるさく言ったとしても、本人が「うるせぇ、俺は俺なんだよ、このままの自分を認めてくれよ」とはっきり自覚していたら、うるさい親と、その状態にうんざりしている子どもの組み合わせにすぎないのですが、親の気持ちに応えたいと、”無意識”に思っていると、気づかぬうちに真綿で首を絞められているような状態になっていきます。そしてどんどん脳疲労が進んでしまいます。 ”ようこそおばさん”はこのような難しい理論に基づいてやっていたわけではなかったのですが、実はBOOCSダイエット(Brain Oriented Oneself Control System脳指向型自己調整システム)と同じ考え方で、子どもたちに対応していたのです。 勉強に抑制を加えず、心地よさを追求することで、”やる気がしない”を解消し、勉強する気持ちを促進したいとずっとおもっていました。具体的に述べると、 ①生徒に禁止、抑制をできる限りしない。 ②生徒が嫌がっていたら、たとえそれがどんなにいいことでもやらない。 ③生徒がとても好んでやることを、たとえ一つでもやる。 幸い”ようこそおばさん”のもとに通ってくる生徒さんたちは、どの子も来るのを楽しみにしてくれています。 あとは、親御さんのご期待に沿うため、出来るだけ短期間のうちに、学習成果を上げなければ、と私こそ脳疲労に陥っております。 ▲
by youkosodesu
| 2006-05-23 14:30
| ●私の方針
昨夜帰って来て、ひと口食べた娘たちが一言、”まずっ!”
やっぱり・・・・・・ なんとなく、最初の子も気を使ってくれているんだ、との感はありましたし(この子は餃子を7個食べてくれた生徒なのです)、次の子も初授業で緊張しているわけではなかったのですね。ガ~ン、ガ~ン 箱に書いてある通りにやるだけなのに、どうやったら下手に出来るの?と思っていらっしゃる皆さんも多いことでしょう。実は、焼き方に厚みがありすぎとか、牛乳で溶くところを、豆乳と少しの水を足してしまったとか、焼き方が生っぽいとか、生クリームのあわ立て方が下手とか、白状すればいろいろありました・・・・・ もう二度と、変な考えを起こし手作りするという無謀なことは、やめにします。700円あったら駄菓子屋のものがどれだけ買えただろう。 ![]() これからは本業に専念します。 さて、子どもたちは、授業に解説が多ければ多いほど、学校授業の再来か、と無意識に感じてしまうようで、話のうち半分は聞き流してしまいます。 それは、言葉の速度と、理解する脳の速度に若干の”ずれ”があるからだと思っていますが、大半の保護者は、たくさん上手に説明してくれるのが良い、と思っているふしがあります。 短い時間のなかで、もっとも効率よく学習するコツは、正解にするためのポイントを手短に指示し、レベルに合った問題を数多くこなさせ、○を得るためにはどうすればよいかを体感してもらうことです。 その後で、初めて子どもの側から、的を射た質問事項がわいてくると思っていますので。 最初の段階では、どこがわからないのか、何をどう表現して聞いたらいいのかも、ぜんぜんわからないのですよ。 問題を解いている時、手元を見ていれば、どこがわからないのか、必ずこちらにわかります。 一人のためにだけ流れる時間、これが、わたしが一対一にこだわる理由です。 ▲
by youkosodesu
| 2006-05-11 10:19
| ●私の方針
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() どれが自分に近いかなぁ・・・世の中には、図々しい人の代名詞を「おばさん」と呼ぶ人がいるけれど、そんな近所のおばさんに預けるのはちょっと・・・・と思っている方もきっと多いと思います。 ですから、きちんと仕事としての線を引いて、お子さんには勉強以外のこと(ご家庭のこと)をたずねないように注意しています。 それから、今年は仕事らしい格好を心がけます。去年の夏、長年なじんだA ちゃんから「センセーさー、家ばっかきれいにしてないでサー、今度は自分をきれいにしなよ」と耳のいたーい言葉をいただいていましたので、努力しています。脱ユニクロ!でもイトーヨーカドーに乗り換えただけですが。 ▲
by youkosodesu
| 2006-03-24 12:22
| ●私の方針
一対一にこだわっています。一対二だと主役と準主役が必ず出来てしまいます。甘え上手で自己表現がうまい子、成績が上位の子、そんな子がいつも主役の座にすわる子です。
人間は、生まれてくるときと死ぬときも主役ですが、その時のことは記憶にありませんので、私のところで主役の座を、心行くまで意識して記憶してもらいたいのです。 そして、大きくなった時、ここでの楽しかった勉強を思い出してくれたら最高にうれしいです。 この仕事はとてもシビアで、どんなに楽しく勉強し、お子さんが大喜びだとしても、成績が伸びなければ、私の方針は、パフォーマンスに過ぎなくなってしまいます。 だからこそ、私のことを好きになってもらい、共に走ろうと言う気持ちになって欲しい、そんな思いで、脅したり、怒ったりではなく、徹底的に生徒中心主義を心がけています。 そして、親が子に託したい夢を持っているとき、共にその子に関心を払う第三者が介入したほうが風通しがよくなる、というのがこの仕事を持って一番感じることです。 ▲
by youkosodesu
| 2006-03-04 00:00
| ●私の方針
仕事とは言え、英語、数学の勉強を、とてつもなくやりたくない日が続くときがあります。
家事がたまって忙しいからとか、体調不良が理由ではありません。 ただ、勉強がいやでいやでしょうがないときがあるんです。 そんな私ですから、小中学生のやりたくない皆さんの気持ちに、痛く共感しすぎてしまい、これはまずいと思うときに読む本がこれです。 とんでもなくやる気の無いお子様をお持ちの保護者様、これをお子様にぜひお勧めください。 ただし、そんなお子さんがこの本を読破出来るかなぁ・・・・・・と言う疑問もわきますが。 吉野敬介著(当時代ゼミ講師) 「だからお前は落ちるんだ、やれ!」 -暴走族から予備校講師になったオレの爆言- 出版社 ロングセラーズ 価格 861円(税込み) 「やっぱりおまえはバカじゃない」 出版社 小学館文庫 価格460円(税込み) 下は「よく聞け!おまえはバカじゃない 」 出版社 小学館文庫 価格500円(税込み) ![]() ▲
by youkosodesu
| 2006-01-29 07:13
| ●私の方針
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