カテゴリ:●私の方針( 58 )

この塾のやり方2

夏休み残りコマ→

2019年 7月4日 木曜日 雨

受験塾に通い始めて以来、聞く一方の授業に慣れてしまっているため、上手な解説を聞いて「分かったような気分」になり、「ハイ次」とすすめてきた事が、算数を弱くしている要因だと思います。

ですから、家庭塾にSOSを出してきた生徒さんには、同じやり方はやめます。

一番易しい問題で、時間をかけてとことん向き合わせます。

(例)線分図が何とか書けたところで、解説をしてもらいましょうか。

心からの理解ではなく、(現時点では)「まね」をしているだけでもかまいません。

●どんな文言に目をつけるの?
●どういう順序で線分図を書きはじめるの?
●どうしてこういう手順でやる必要があるの?

理解に結びつくように「質問」で誘導していきます。

分かっているのかどうかは、質問への答え方で一目瞭然です。

正解か不正解かばかりを気にする必要はありません。
自分がこのやり方に納得したのか。腑に落ちているのか。

そうでなければ一歩も前に進ませません。

私の助言なしに正解が続けば、脳内の歯車が回転し始めた証拠です。

「解法を教える」「裏技を伝える」以外に「テキストに向かう姿勢を育てる」と言う重要な目的があります。

これは今後勉強する上での財産になります。

それに、「テキストに向かう姿勢を育てる」なら、週1回通う必要はありません。

この塾のやり方1→

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by youkosodesu | 2019-07-04 14:33 | ●私の方針

今日から私は

来年度(2020年)は、卒塾6年生と、曜日の関係で通塾が不可能な5年生のコマが空く予定です。

来年度をご希望の皆様へ。

「どんな先生か先に会ってから決めたい」という方は、事前面談(40分間)にお申し込みください。

ご希望の皆様は、空きがあれば今まで先着順に無条件でお受けしていましたが、これからは面談をした上で、私の力が最大限に発揮できそうならお受けすることにします。

お忙しい保護者の皆様には、ブログの隅々にまでお目通しいただく時間はないと思います。

次のことをご了承の上、予約および面談のお申し込みをお願いします。

●車を使う場合でも、片道おおむね30分程度で到着できる方(数学習クラスは除きます)

●私の役目は「出来ない」ところを「出来る」ようにすることで、塾進度に並走することではないことをご理解いただける方

●お問い合わせ前に、ここだけでも目を通していただくと行き違いが防げます→


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by youkosodesu | 2019-03-21 13:14 | ●私の方針

恋する先生

12,3歳までは、完全に社会化される直前の、まだ十分に高潔さが残っている時期。

思い返せば、私はいつも子どもたちの顔ばかり見ていた気がする。


誇らしい時には、あえて感情を抑える。

残念なミスで不正解の時は、悔しい顔などせずむしろ無表情。

へ~ぇ、そんな切り返しもできるのか。


おっ、言い返してきた。

互角に戦おうとしているね。

すごいね、大人が 怖くないんだ。


どんな年齢の子からも、中に深い意味を含んでいる話をきくことができる。

私が子ども時代できなかったことを、 目前で臆することなく全部やってくれる。
いいなぁ、のびのびとしていて。

私は、どうやら子どもたちに恋をしているようです 。

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by youkosodesu | 2019-01-25 10:11 | ●私の方針

この塾のやり方1

2019年 1月21日 月曜日 晴れ

【5年生で110分間授業の場合例】

①始めの5分間で以下の2つをやります。
●逆算
●素数
この2つは卒塾するまで続けます。

②次の10分間を使い、忘れ防止のため以下を毎回組み合わせてあれこれ数個ずつやります。
●結合の法則
●還元算
●数列の和
●相当算
●式の展開
●特殊な分数計算
・・・など

③次の25分間を使い、今までに終了した単元の文章題(例:つるかめ算、弁償算、損益算、食塩水・・・など)を、忘れ防止のため各1問ずつ毎回5問程度復習を入れます。

④次の30分間は、新規単元の解説。
四谷解説書どおりにやりません。
線分図や面積図を使うなど、一番分かりやすいと(私が)判断した解き方を伝えます。

⑤最後はいよいよアウトプットの時間です。
確認テストだけやるか、自己解説もやってもらうか、残り時間と内容量を照らし合わせて決めます。

アウトプットまで見届けて完了します。
インプットだけで打ち切らないことが大事です。

5年生でも数の学習を完了していない子は②にすごく手間取るし、学習時間が110分間以下の場合は何かを省略せざるを得ません。

短い時間内に多くのことが課されるので、水面下ではいつも残り時間との戦いです。

でもご両親がこの私を選んでくださった以上、あらゆる手段を使い、必ずやらせます。

あらゆる手段とは、
●気分を低迷させないために、しゃべったり食べたり
●賞品(または賞金)で釣る
●懇願
●泣き落とし
●拝む
●褒める
これらに合計5分間程度費やすことになるので、①~⑤までの予定時間から少しずつ頂戴することになります。

意外にも学年が上がるにつれて効果が薄いのが「褒める」。

そしてもっとも効果を発揮するのが「一緒に(競争で)解く」です。ただしこの場合はある程度以上の力が付いている子に限ります。

どの子も長くて半年程度で、やっている事の重要性を悟り、直面していることに集中するように変わっていくのを見るのは圧巻です。

しかし実際には「重要性を悟る」というきれいごとよりは、片思いの相手を振り向かせるかの熱意で全力を尽くす私を見て、子どもなりに(無意識に)気の毒な気持ちがわいてきて「仕方ない、やるか」となり、そこからちょっとずつ中身に目を向けるようになるというのが、解釈としてはぴったりだと思います。

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by youkosodesu | 2019-01-21 08:45 | ●私の方針

新しい生徒 小6 

2017年 4月25日 火曜日 晴れ

今月から新しくはいる小6のお母様です。
お母様と面談したときの様子です。

はじめに、家庭塾で出来ること・出来ないことをお伝えしました。

①今通っているファースト塾の宿題を片付ける場にしない。
②テストで間違えたところ全部、家庭塾で直してきてね、は受けません。

塾でのクラス位置を少しでもうえに上げたいとか、四谷の組分けテストで上のクラスになりたいから、次回の出題単元の対策をして欲しい、というご要望も受けません。

6年生には、もう時間がありません。
照準を来年2月1日に据えて、次々弱い単元をつぶしていくやり方を貫きますが、それでも構いませんか。

そのように率直に聞いてみました。

お母様から「分かりました。よろしくお願いします」とのお返事を頂いたため、お嬢様を責任を持ってお引き受けすることになりました。

これから9ヶ月、いやもう8ヶ月か、一緒にがんばりましょう!
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いつも応援ありがとうございます!


by youkosodesu | 2017-04-25 19:40 | ●私の方針

昨日に引き続き「出来るようにする方法」

2017年 3月21日 火曜日 小雨

5,6年受験生の皆様にオススメの方法です。
今まで27年やってきて、この方法はどの子にも一様に効果が出ました。

それは、家庭塾を、「通われている塾のテスト直し」や「宿題のお手伝いをする場所」とは切り離して考えていただけるかどうかにかかっています。
昨日の話の続きになりますが、目指す学力を受験日に定めて、時間のすべてを苦手単元の強化に充てる、ということです。

一番困るのは、現学力がぜんぜん追いついていないレベルのテスト直しを頼まれるときです。

例えば偏差値48のお子さんが55程度の子に向けた設問をやるときを想像してください。

親御様にとっては、わずか7の差に過ぎないかもしれません。
また、よく聞く言葉「少し難しいものをやってこそ、次なるレベルに進めるのでは?」

とんでもない。
7の差は「少し難しい」とはほど遠い。

どうしても直しを、と要求された場合でも、その直前に理解させなければならない事、さらにそのまた直前まで理解しないと出来ないことにさかのぼって対策を立てます。

自己解説をしてもらえば、その時点での理解度が把握出来るので、その子が出来るぎりぎり上限問題を選びながら注意深く進めていきます。

間に合わせに急いで「なんとなく分かったような?」仕上げをしても、今後同様レベル問題を正解することはありません。

そのため、たったの1問を無理なく解くために、準備としてさかのぼった場所の復習を考えると、テスト直しの1問に対して110分間を要することはザラです。

すると、チャチャッと直しをしてくれればそれでいいのに、1問に110分掛かったですって!!?とお叱りを受けることになります。
(親御様にとっては、目に見えない復習部分は「直し」とは別物になってしまうのです)

ネットで当塾を選んでくださった皆様は、個別指導塾や家庭教師と考えれば安いと判断されたからではなく、先の見通しが立てられる経験を評価してくださってのことだと思います。

成果を出してこその家庭塾。

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by youkosodesu | 2017-03-21 09:59 | ●私の方針

下位から抜け出すには

2017年 3月20日 月曜日 晴れ

今日は「理解の箱」の作り方のお話をします。

中学受験までに、作るべき箱の数はざっと40程度です。
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場合の数や、旅人算などの単元は細分化する必要があるので、どうしてもこれくらいの引き出しが必要です。

大事なことは、箱の作り方。

ある子どもは、理解の芽を5個飛ばしたら単元が何を要求しているかを飲み込み、5個の芽が一気につながります。

このときに「分かった!」となるのです。

20ほど理解の芽を飛ばしてようやくつながる子もいます。

至近な例として、この2月に第一志望校に合格した剛君のことを挙げます。

彼は、単元による理解の差が大きくて、例えば推理算、食塩水、割合、演算記号、図形角度関連問題では、ものすごく少ない理解の芽数で、すぐに真意を汲み取ってしっかりした箱が出来上がりました。

ところが、かつて「さようなら群数列」にも書いたように、決まりを駆使する問題になると、たとえ50飛ばそうにも、最後までそれらがつながることはなく、判断して途中撤退するにいたりました。

このように、同じ人物でも、毎回同じ理解の芽数を要するかと言うとそんなことはなく、単元によってまちまちなのです。

理解の箱は、1個1個強固に作らなければ、武器として使いこなすに至りません。

学年が上がるに従って、何かと何かを組み合わせて解くものも多くなっていきます。

もっとも効率の悪いやり方は、理解の芽飛ばしを一応してはいるが、つながったことを確認せずに、次から次へと違う引き出しに手をつけることです。
これでは、すべての箱がスカスカの状態です。

志望校が決まっていれば、出る順3単元をしっかり作ると言う方法もよいと思います。

下位から抜け出せずに親子で行き詰まっている場合は、目次について行こうとする事はいったんやめて、強固な箱数を増やすことに邁進してください。

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by youkosodesu | 2017-03-20 20:22 | ●私の方針

家庭教師にたのむとき2

昔々の面談から。


現在小6。四谷系塾での偏差値は60~65です。

あと一息で志望校に手が届くところなので、家庭教師を頼むことにした。


幸い良い先生がみつかってほっとしているが、授業の様子を見ていると、2時間中息子は「黙ったきり」。

もともと多弁な子ではないのですが、ずっと先生がしゃべっているのが気になりだした。

息子は分かっているのだろうか・・・・


あとで、「授業、わかったの?」と聞いても「う・・・ん」とはっきりしない。


このお子様の偏差値からすると、「聞いているだけ」の授業もありかなぁ・・・

聞きながら咀嚼して理解していくことが可能だからです。


親御様たちの要望は多岐にわたりますが、ある程度の料金だから、一問でも多く、塾では教えない秘訣を伝授してもらいたい、と思っている方が圧倒的に多いのです。


私も「私宅で行う家庭教師」なので、以下のようにしています。


(四谷)偏差値が50までの生徒さんについては授業参加型にし、頻繁に「解説させる」や、細かく切ってここまでは分かったのかどうか確認をしながら進める。


(四谷)偏差値60以上の生徒さんには、ポイントを簡潔に伝え、確認のために時間を置いてもう一度やってもらう。つまり、生徒参加型ではありません。


(四谷)偏差値50から60までに位置する生徒さんは、どちらにも対応します。


あとで、「授業、わかったの?」と聞いても、「う・・・ん」とはっきりしない。

たぶんこれが一番気になるところなのでしょう。


もう一度今日教わったところをやってみて、出来ていなければ、そのことを先生に伝えてください。


伝え方は、

「今日教わったのに、改めてやってみたら出来なかった。授業内で少し時間を置いて確認テストをし、先生の教えたことが理解できているか確認をお願いします」
です。

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by youkosodesu | 2017-01-06 09:15 | ●私の方針

家庭教師にたのむとき1

昔々のご相談から。
(表記金額は、15年ほど前の価値基準に換算してください)


公立中二年の息子の成績は、下位1~2割くらいに位置している。

これでは入れる高校もない。

そこで知り合いのツテで、家庭教師にきてもらうことにした。

この先生は人柄も良く、東大出だ。


しかし、授業の様子をこっそり聞いていると、先生も、うちの息子も、2時間の学習時間中毎回ほとんど黙ったきり。


どういう事なんだろうと思って聞いてみると、

「お母さん、少しは自分で考えるクセをつけないといけません。いつも他人に頼ってばかりいては、いっこうに出来るようになりませんから」


腑に落ちませんでした。


ほとんど黙ったきりの授業に、毎回一万円も支払うなんて。


そしてお金のことよりも、次のことが一番の理由でお断りしました。


息子は、考えられる頭がないから、この成績で今ここにいる。


そんな指導、できる生徒にやってください。


だから「始めの一定時間は自分でじっくり考えてみよう」という教え方ではなく、「どんどん教える」先生を探している。


先生は(私のこと)、どのようなお考えですか。



私は、

「易問なら1分以内、難問なら3分以内に解法の“糸口”が見つけられない時、どんどん答えを見て解法を覚えよう」という主義です。


180秒、長いです。

この時間にぼーっとして、取っ掛かりすらさっぱり見いだせないなら、300秒後もきっとぼーっとし続けている公算が強いと思います。


だからさっさと教えます。


出来るようになり自信が付いてくると、どの子も例外なく「もうちょっと待って、教えないで。ボクに(私に)やらせて」と申し出ます。

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by youkosodesu | 2017-01-06 09:10 | ●私の方針

新春の勉強考

年末から毎日仕事をしています。

仕事というのは他でもない、四谷テキストや早稲アカWベーシックをできるだけ解くという作業です。

基礎編から上級編まで、一単元では約25問、小問で数えれば50弱の個数になります。
ですから各テキストをやると、一単元はあっという間に100問近くになります。

こらえ性が無いのですぐに飽きて、基礎問題を10問やっては、台所に行ってお茶をいれたり、また10問やってはパソコンの前に座ったり。

問題のレベルがどんどん上がってくると、一問あたりに時間も要するし、とにかくすぐに嫌になってしまいます。

はぁ~

あーぁ

疲れたぁ

気分を変えるために、入浴しながらやるっきゃないな

だれか、ゲーム感覚で楽しく一緒にやってくれる人が居たらなぁ・・・


そもそもが、各テキストの解き方はどうなっているのだろうという、仕事に対する前向きな気持ちから始めたことでした。

しかし、やっていて気づいたのは、解法に一貫性が在るか否かではありませんでした。

「いやぁ、大変だなぁ受験生は。」
これにつきました。

わたしの場合は、自分の判断のもとやり始めたことですから、堂々と中断したり寝転がってやったりできますが、子どもたちの場合はそうはいきません。

自分の判断で中断したり、気分転換を頻繁に入れることは許されないのです。

わたしは弱音を吐くの大好きです。
(他者には吐きませんが)弱音は効用ありとみています。

弱音を吐きながらダラダラしながらも、自分で決めた範囲を最後までやります。

弱く、だらしない気持ちを押さえ込んだら、きっと最後までやれません。

何かを始めることさえ躊躇しそうです。

男性一般から「弱音を吐くんじゃない」のセリフを頻繁に聞きますが、勉強方面では「弱音を吐きながら最後までやろう!」も、途中過程の苦行感が薄められて、なかなか良いですよ。

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by youkosodesu | 2017-01-04 10:09 | ●私の方針