2008.12.1.月曜日
毎回その日の授業の学習ご報告を行っておりますが、お母様からのお返事に、この図形単元集中講座がとても効果があったことが添えられていました。 通われている進学塾で過去問をやったそうですが、今まで全く歯が立たなかった図形の問題が解けて、担当の講師が驚いていたと書かれていました。 だから(家庭塾の)冬期講習終了まで、ずっと図形一本やりでお願いします、と結ばれていました。 図形ならなんでも提示するわけではなく、例えば「回転移動」なら、(基本は復習済なので)易2、やや難2、難2をグループ化して出しています。 すると子ども自身に、「そうか、この手の問題の聞いてくることは、ほぼ一緒なんだ」と気付きが出てきます。 少し困って固まっていると感じたときには、過去20年間に頻発したものをカード化している「暗記カード」の該当部分を見せて、「このことを聞いているから、これを活用するように」と助言します。 図形問題は、ピンと来るのが一定時間を越えると、結果に結びつくことが少ないのです。 今日来た5年生はYTクラス分け算数がC-2ですから、かなりの実力の持ち主です。 さすがにこの子は、自分の分からない点を的確に私に伝えることが出来ます。 生徒「進学塾では合同と相似の単元に入った。形を見れば大体見当がつくが、その裏づけがないので、本当にそれでよいのか自信がない」といいました。 私「そのために暗記カードで、前々から合同や相似条件を覚えるようにさせているのよ」 「練習問題」や「チャレンジ問題」を見ながら、どの合同相似条件に該当しているかを見極める練習をしました。 4年次の「平行線の錯角、同位角は等しい、対頂角は等しい」もたくさん使います。 以前は中学生もいましたが、大多数に図形の証明問題が敬遠されていました。 その理由は「覚えるべきことを軽視している、または、付け焼刃に覚えたことなので使いこなせない」につきます。 その単元が終わると、暗記事項は記憶から薄れていくので、やはりカードにして毎日繰り返すことが必要です。 *暗記事項は、各塾のテキストの、単元ごとに枠で囲まれている部分や、太字にするなど注意を促している部分をカードにすれば十分です。
by youkosodesu
| 2008-12-01 08:45
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