この塾のやり方2

現在は受験生の受け入れはしておりません。
昔の話を載せています。
当塾方針のご参考に、削除せず掲載しています。
2019年 7月4日 木曜日 雨

受験塾に通い始めて以来、聞く一方の授業に慣れてしまっているため、上手な解説を聞いて「分かったような気分」になり、「ハイ次」とすすめてきた事が、算数を弱くしている要因だと思います。

ですから、家庭塾にSOSを出してきた生徒さんには、同じやり方はやめます。

一番易しい問題で、時間をかけてとことん向き合わせます。

(例)線分図が何とか書けたところで、解説をしてもらいましょうか。

心からの理解ではなく、(現時点では)「まね」をしているだけでもかまいません。

●どんな文言に目をつけるの?
●どういう順序で線分図を書きはじめるの?
●どうしてこういう手順でやる必要があるの?

理解に結びつくように「質問」で誘導していきます。

分かっているのかどうかは、質問への答え方で一目瞭然です。

正解か不正解かばかりを気にする必要はありません。
自分がこのやり方に納得したのか。腑に落ちているのか。

そうでなければ一歩も前に進ませません。

私の助言なしに正解が続けば、脳内の歯車が回転し始めた証拠です。

「解法を教える」「裏技を伝える」以外に「テキストに向かう姿勢を育てる」と言う重要な目的があります。

これは今後勉強する上での財産になります。

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by youkosodesu | 2019-07-04 14:33 | ●私の方針
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