6年生を断る理由

2019年 6月6日 水曜日 晴れ

「子どもの特性を見抜いて、寄り添ってもらえる安心感があるからこそ、保護者は長期にわたり頼みたいと思っているのでは? それなのに、もっとも大事な小6で見捨てるのは何故かなのか。考えようによっては、ずいぶん無責任な先生よね」
という苦言を、先日実姉からもらいました。

以下、2021年から小6をお受けしない理由です。

小さな塾ですが、通う頻度に係わりなく、多くの生徒さんが思いがけない合格を果しているのは理由があります。

受験校を具体的に決める5年生終わりまでは、進学塾の指示に従っていいと思う。
と言うか、それしか方法はないので。

問題は小6時代だ。

小6になっても一向に上昇を見せないわが子を案じるならば、「(塾の)やり方が自分の子には合っていないのだ」ということに、ぜひ気付いてほしい。

一斉塾は全体を引っ張っていくのが役目なので、行くべき方向を示してくれるに過ぎない。
個人対応を一斉塾に望むのは無理なことなのだ。

そこで、漠然とした不安感を持つ小6保護者に向けて、

●今の(学習の)やり方は違う。
●分からないところ、出来ないところを放ったらかしにしてはいけない。
●塾で授業を受けている時間よりも、もっと大事なのが家での定着作業だ。それをやることこそを受験勉強という。
●塾で出された宿題のこのページは、現在の実力では無理。もう少し力が付いてからでよい。やらないと叱られるなら、仕方ない、答を丸写しにする。
現時点で考えてもほとんど分からないことに時間を割くことは、最もムダ。

などなど。

大手塾信奉者が多い中、6年生以降、上位層に食い込めなかったり徐々に偏差値が下がってきている理由をご本人と保護者に向けて、直接本人に、あるいは面談の場で保護者に、時にはメールで納得するまで説明し続ける。

すると納得してもらえた順に、学習の質が変わり始める。
実際そのことが、合格に一歩も二歩も近づけることになる。

結局偏差値にして5,6上くらいの合格ならば、学習の優先順位や手順を変えさえすれば難しいことではないのだ。

しかし、この一連の説得作業は、実際の授業よりも時間が掛かかるし気も消耗する。
最近では、さらにそこに「この子がもしも受からなかったら、この塾の存続はない」の心労も加わり始めた。

現在はまだエネルギーが残っているが、今のうちにどこかで線引きをしておかなければと思い始めた。

以上の理由で、6年生はお断りすることとし、二年間遡った今からお知らせする次第です。

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by youkosodesu | 2019-06-06 15:43
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