その塾の名は明かさない

2018年 10月17日 水曜日 晴れ

るる(小6)母様に、「本日の面談内容をブログにあげて良いですか?」とたずねたところ、「いいですよ。私、な~んにも気にしないので、ぜんぜんかまいません」と、あっけらかんとしたこたえを頂戴したので、よし、書こう。136.png

卒塾生保護者のご紹介でなければ、お受けしていなかったと思います。

理由は、その塾が受験生の全ての時間を囲い込み過ぎているからです。

今年の春 家庭塾に入ってきたときには、理解力があるから秋にはおそらく○○の偏差値帯に到達するだろうと思っていたのですが、実際には夏以降振るわず、原因を一緒に考えたかったので、本日ご足労いただきました。

生真面目な るるちゃんは、ひとことで言えば「塾の授業と宿題」に振り回されています。
適度に手抜きして時間を作るなどとんでもないと思っている、まじめで努力家なお子さんです。

宿題、宿題、宿題、やってもやっても終わらない。みんなやっているんだ、やらないわけには行かない。

その結果、弱点復習の時間を失いました。
これが一番重要だというのに。

さらに6年生ともなると、○○講座(もちろん有料)なる拘束時間がどんどん増えてきます。

4年生から通塾していて、塾での人間関係もすっかり出来上がっているため、自分だけ申し込まないというわけにはいかないようです。
それは、仲間はずれ云々よりも、遅れをとるのではという不安です。

ここまで拘束時間が長くなると、弱点の補強時間を組み込む余地はまったくありません。
夏前辺りからは、私の出した課題(1問/1日 程度)の入り込む余地もなくなりました。

聞く(インプット)ばかりで、考えて出す作業(アウトプット)を怠れば、算数は定着しません。

お母様は「いつもまじめに勉強している様子だし、時間もなさそうだから、復習を入れる余地もないのかなと、そこまで気に留めていなかった」とおっしゃっています。

塾の言う通りにやってきたのに、徐々に下降してきたんですよね。
ダラダラしているのならともかく、懸命にやってこのようになってきたんですよね。
それこそが答えではないですか。

ほかの誰かには合っているのかもしれないが、るるちゃんには「そのやり方ではない」のです。

残すところあと3ヶ月強、たとえ週に1日でも、どこへも行かない日を作って、自分で学習の計画を立てたり、体調の調整日としたほうが良いのではないでしょうか。

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by youkosodesu | 2018-10-17 20:34 | るる
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