2023年 2月20日 月曜日 晴れ 今から10年以上前の事を思い出しました。 現在は受験生の受け入れをしていませんが、低学年クラスにしろ私立生クラスにしろ、私の授業のやり方を分かっていただく為に、再掲載いたします。 当時小5の母は、卒塾保護者のご紹介でした。 その卒塾保護者のお子さんが家庭塾に1年半ほど通って、思いがけないところに合格し、それを聞いてぜひにと申し込んでくださったのでした。 進学塾では、4クラス中一番下クラス。 「通っている進学塾の宿題を片付けて欲しい」が主な目的でしたが、その時点で私には、塾の授業にまったくついて行けていないように見えました。 小4から通塾開始しているが、この一年間、通えば通うほど累積赤字が増え、しかも徐々にそれは永久凍土のように塊化している。 塾から出される宿題のレベルでふさわしいものはわずか1~2割で、ほとんどがその子にとっては理解不能と言っても過言ではない状態でした。 こういう状態で、週に3回進学塾に通うのは、お子さんにとって負担ではないのだろうか。 仮に親御さんの要求通り、「宿題を片付ける授業」だけ進めたとしても、理解にも手間取るので、一問につき20分間かかるとし、確認のため類題も入れると、授業時間内にはせいぜい3~4問程度しか終らないでしょう。 相手の反応は無視して、解説マシーンのようにやろうとおもえば出来ないことはありませんが、相手の頭には全く残らないと思います。 この子には、今この問題を解くだけの力は無い。 基礎問題を確固たるものにするのが急務だ。 このことは、一緒に勉強している私が一番分かる。 該当保護者は、「ちょっと背伸びしたものをやってこそ、そこが出来るようになる。勉強というのはこの繰り返しだ」と信じていたので、頑として私の提案に耳を貸しませんでしたが、それが有効なのは、もう少し上のレベルのお子さん達です。 結局、望むようにやってもらえないならと、その方は辞めました。 残念な思いでした。 こんな経緯があったため、やるべき箇所は私が決めます。 それで納得できる方がお申し込みください。
by youkosodesu
| 2023-02-20 16:16
| ●私の方針
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