命名 アリス

2016年 4月8日 金曜日 晴れ

アリスちゃん(小6)です。
多くの学校が、今日から授業を始めました。
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まだ通い始めて2回目なので、逆算の練習からはじめます。
これから、少しの時間を数学習にも費やすことにします。

ところが「足して10」が、あと少しというところで、どうしても制限時間内(30秒)に入りません。
50問あるので、頭の中で計算している限り、たとえそれが高速だとしても時間内には入らないでしょう。

3と7で10.4と6で10・・・を、脳が画像として捉えられるようにならないと、1問0.6秒以内は無理なのです。

では、0,6秒ってどこからはじき出した数字なの?にお答えします。

数学習の価値は、課題を提示する順序と、その制限時間にあると思っています。

歴代の生徒が練習の成果としてたたき出した結果と、自分自身があらゆる場面で試した結果を加味した数字なのです。

制限時間は、宿題として毎日やれば多くの生徒がクリアできるというレベルを設定していません。
学年でTOPになれる、というのを目指しています。

ですから、その設定時間を安直に決めるわけには行きません。

朝起きぬけに(利き手ではない方の)左手でやる
外を50メートルほど全力で歩いて、息が上がっている状態ですぐに取り組む
風呂に入りながら
TVを観ながら
料理をしながら(途中で調理を中断してダッシュで部屋に戻り、プリントをやります)

こんなふうにして、すぐに集中できず、気が散りやすい子どもの頭の中と似た状況を作りだして、それでも絶対に乗り越えられる時間を決めていったのです。
もちろん学年と個人別に取り組む枚数は違います。

既に計算にかなりの自信がある子では2~5枚、いちからはじめる子で80枚(小1から小3で)くらいです。

スタートのこの課題はその後に続く課題に、多くの利点をもたらします。

さて、アリスちゃんの話に戻ります。
その後、相当算のテストにも合格し、5年生の復習をしました。
次回授業から、毎回10分間、割合の「もとにする量」の見い出し方の練習をすることにします。

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by youkosodesu | 2016-04-08 09:10 | アリス
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