なぜ忘れる?

小さい頃から視力がめっぽう良かったため、30代の後半から早速老眼になってしまった。

当時はZoffやGINSといったおしゃれで安価な店は皆無で、眼鏡は視力の助けという位置づけだったため、5万円前後という高価なものだった。

大きい病院の眼科で視力検査をし、別室でそこの出入り業者が持参した20点の中からフレームを選ぶこととなった。

眼鏡は私の憧れだった。頭よさそうに見えるし。

ところが実際に使用する段になったら、どんどん気持ちが沈んでくるではないか。

今まで、両手を横にめいっぱい広げて高さを耳まで上げても、それは少し見えていたが、生まれて初めて装着した眼鏡のつる部分に遮られてしまい、視野180度ではなくなってしまったから。

眼鏡の人はみんな大変な思いをしているんだ、今気付いた自分が浅はかで恥ずかしい・・・

しかし気持ちはどんどん沈む。
私は思い切って業者さん(40代後半・メガネ)に質問してみた。

私)・・・あの、あのぅ・・・生まれて初めてめがねをかけた時、どんな気持ちでしたか?

業者)・・・・・・・・・・・・・・

私)・・・・・・(えっ!?ダメなの?こういうことを聞いちゃぁ)

業者)日本人はめがねをかけている人がとても多いですから、みなさんそういうことは気にしていないと思いますよ。

私)(ち、ちがう。そんなことじゃない。アナタの気持ちを聞いているのに・・・)

業者さんが奇異な目で私を見たので、もうそれ以上の追及はやめた。
帰宅後に、改めて多くの知人に同じ質問をぶつけることにした。

奇異な目は向けないものの、一様に「忘れた」だった。

フ~ン、忘れるのか。
初めての貴重な感覚を。

そういえば、変な質問を生徒さんにぶつけて仰天された思い出が。→

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by youkosodesu | 2018-11-10 22:11
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