つづき(家庭塾までの道のり3)

もう少し日暮里全域を見てみようではないかと気を取り直し、あちこち巡っていると、店によって扱うランクが違っていることや、個人にも分けてくれる店もあることが分かってきました。

個人を対象に販売したくない理由は、もともと問屋だから安いのに、さらにチマチマした小規模の買い方をするので、人件費ばかりがかさんで利益につながらないからだそうです。

「オーダーを受けて仕事をしているので、一反買いは出来ないけれど、まとまった金額を仕入れる」という約束で、仕入先を確保することが出来るようになりました。

一番大変だった仕事は、多店舗展開している美容院の、スタッフユニフォーム20着分の依頼でした。
“つなぎ”をおしゃれにアレンジした、某デザイナーの服と同じような雰囲気にして欲しいというオーナーからの注文でした。

とにかく時間に追われた忙しい毎日で、だんだん疲れてきました。

そんなある日、ふと、中学受験をする姪の塾テキストを手にしました。
「なんじゃこりゃー!」
なんて難しい漢字を勉強しているの。私には読めないものがゴロゴロ。

算数の特殊算は、今でも忘れられません。
兄が3歩で進む距離を、弟は5歩で進みます。また、兄が3歩進む間に、弟は4歩進みます。これについて次の問題に答えなさい云々。

呪文かな?もしや、財宝が埋っている木への進み方を示しているのか。

いったい何を言っているのか、意味も分かりません。
中学受験って、こんなに難しいことをやっているのか。
解説を読んでもなんのこっちゃ!?
しかし、自分なりの解釈で教えたら、意外にもあっさりと理解してくれたことで、大きく舵がきられ始めたのです。

おもしろい。
楽しい。
私なら、これできる。

ついでに我娘も、無理やりにわか仕立ての受験生にして毎日指導をしました。
自分の練習のためなので、あくまでも自分主体。
本人ぜんぜんやる気も興味もないため、あくまでも教えさせてもらう、という姿勢で接します。
ちょっとでも惰性で授業を続ければ、「もうヤダ」が始まることは必至です。

いきなり同じテーブルに着いて子どもと同時に考え始めると、自分にゆとりがなくなるのであたふたしてしまいます。
そのため、子どもたちがいない昼間中、事前勉強に明け暮れていました。

教え方が上手くいったときには、どんどん正解数が増えていくので、なんだかゲーム感覚で、終始楽しかったことが思い出されます。
消しゴムやノートのめずらしいものを買ってきて、ポイント制で配るのも、子どもにとっては大きな励みになったと思います。

あれから26年も経ってしまいました。

自分の大学受験も含めて、根っから受験の緊張感が好きなのか、毎年2月は私の「希望の月」です。
やりたいことがフツフツと沸いてきます。

次なるアイディアは、学童対象外年齢の小4だけに絞って、4科目指導する食事付きの塾です。

思いついたのはちょうど1年前の2月で、構想を温めつつ実現できる日を夢見ています。

構想はここまで具体化していますので、途中経過を。

1.学童も終了してしまったし、下校後の行き場がなくて不安感を抱えているフルタイム勤務の保護者様。
2.4年生いっぱいは、大手塾でなくてもよいかな、と考えている保護者様。(四谷系のテキストを使います)
3.行き(家庭塾に来るとき)は、ファミリーサポートさんに連れてきてもらうか、ひとりで喜多見かつつじヶ丘からバス便で来られる小4.
4.帰りは(夜7時前後)、仕事帰りにお迎えに立ち寄れる保護者様。
5.買ってきた惣菜ではなく、家庭で手作りした食事をさせたいと思っている保護者様。
6.お預かりは、4年次の一年間のみとする。

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by youkosodesu | 2015-01-04 19:46 | ●私の方針
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