合格記&お食事会(C君)

2007年7月、初めてお母様にお会いしたときのことです。

話の途中から、「家庭塾は4年生以上」と決めていた私の方針が揺らぎ始めました。

というのはこのお母様、「うちの子は落ち着いて勉強できます。」と断言したからです。

集中してゲームなどの好きなことに小一時間費やすことはできても、さして興味の無いことにも、同じように集中できる小1が存在するとは・・・と興味を持ちました。

結局2007年の9月から、C君をお預かりすることになったのです。
本当にC君は、こちらの誘導に従って、ひとつひとつの目標をクリアしていきました。
(これがきっかけとなり、「数学習クラス」を作ることになったのです。)

しかし順調に学習が進む中、2年経ったころ海外勤務のためにいったんお別れすることになってしまったのです。

そして小6の4月、やっと帰国の運びとなりました。

大手塾に入塾を打診するも、「小6」であることがネックとなって、受け入れ感触がいまひとつです。
が、なんとか別の手立てを講じて、至急取りこぼしの回復に努めなければなりません。

あわせて家庭塾には、週一回通うことになりました。
最大の山場は、申し込み回数が多い夏休みでした。
「このチャンスを逃したら、もうあとはない」と思うと、私は重圧感で押しつぶされそうでした。

苦手とする単元は、頭の中に“解く回路“が出来上がっていないかのごとく定着しません。
合間に、苦手な同じ問題を何度か入れ込むことを数日繰り返します。

しかし同じものを通算20回近く繰り返しても、「もう何度もやったから嫌だ」というクレームはC君から一度もありません。
黙々と問題に向かいました。

一方楽しかったのは、「よーいドン」で行う点取り競争です。
「2分以内で正解したら20ポイント」などのご褒美を賭けて、互いに問題に向かいます。
すると必ずC君は、私が彼の答えを盗み見して丸写しするのを防ぐため?自分の腕を衝立にして覆いかぶさるような姿勢で、「答え」が見えないようにやるのです。

こんなふうに日々は流れ、大変でしたが楽しんで、「図形の天秤」「数表」「場合の数の色分け難問」を得意単元にすることができました。

「全員が、大学受験を目指して切磋琢磨する超進学校」を目指していたC家なので、初めのころは大学付属に合格してもさほど盛り上がりませんでしたが、「周りのみんなが想像以上に『すごい!』や『よかったね、すばらしい結果で』を連発してくれて、このごろはジワッとうれしく感じるようになりました。」
とおっしゃっていました。
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おめでとうございました。

C君の軌跡はこちらです。
by youkosodesu | 2013-02-15 14:54 | 2012年度合格記&お食事会
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