こちらのお嬢様(小6)は、なんと、埼玉県の大宮から来てくれました。(車で)
お母様がこの春「暗記カード」を買ってくださったご縁で、続いて面談にもお越しになりました。 そして夏休み。 たくさん開いているので、何箇所か空き枠が残っていました。 「もし可能なら、娘を見てもらえませんか。」ということで3回お引き受けすることになったのです。 リクエストは、「全体量がわかっていないニュートン算」。 これは、不思議と出来る子でも案外苦手とするところです。 小学生は方程式を習っていないので、線分図を使い相当算で出すのがミソです。 一度教えた後、同じ問題をストップウォッチ片手に再びやってもらいます。 注意深く左手で問題文をなぞり、数字の書き写しミスはないかと点検しています。 えらいっ! 次もがんばろうね。 は~い、次の回になりましたよ。 今日は「数の性質」です。 彼女は↓程度の超基本になると間違えが増えます。 ところが、内容がどんどん難しくなるほどに、完璧度を増していくのです。 お母様にそのことをお話しすると、 「そうなんですっ!塾テストのはじめのほうをぽろぽろ取りこぼしているので、とても心配になり、こちらに依頼しました。そうなんですか。難問は大丈夫なんですね。」 お母様が管理して、家庭学習や塾宿題に本気で取り組みだしたのが5年生の二学期以降ということでしたので、それまでの期間に済んでしまったところがどうやら怪しくなっていたことがわかりました。 「公倍数」「公約数」の言葉の定義がしっかりしていなかったのも大きな原因だと思います。 中学受験では、保護者力にかかるところが大きいと改めて実感しました。
by youkosodesu
| 2012-08-14 20:57
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