2011年度 合格記①(智子ちゃん)

2011年度合格記 智子ちゃん編(仮名)


熱望していた第一志望の大学付属中学に合格が決まりました。
おめでとうございます。

一昨年(2010年)夏に、家庭塾に入ってきました。
私立小学校に通っています。学校生活は楽しく、多くの友達やよい先生に恵まれていたため、「外部中学を受験して出る」意思が固まらずに、しばらくはのんびりムードでした。

「受験生にはとても人気が高く、さらに愛着もひとしおの女子進学校に、このまま内部進学したほうがよいのか」の迷いが、なかなか吹っ切れない様子です。

その気持ちがネックになって、進学塾の宿題も、やったりやらなかったり。
当然ながら、こちらの出した宿題もやってきません。

そんな調子で2011年の春、6年生を迎えました。
私は幾度かメールで
「受験するなら、塾の宿題をちゃんとやらないと。塾のない日も、4時間は勉強してください。6年生ですから。」と言い続けていました。
しかし、なかなかエンジンは掛かりません。

静かに変わって来たのが夏。

「鼻唄交じり」「しゃべりながら」が、ピタッと治まりました。
取り組む問題が難しすぎて、そんな余裕がなくなったからです。
一問解くのに、30分掛かることもざらでした。
「そんなに時間をかけられる入試問題などないから、いったん10分で切るよ。」と言っても、「待って、待って。自分で考えたい。自分で答えを出したい。」と食い下がり、時間は3倍掛かっても、結局正解するように変わってきました。

彼女のノートはとにかくすばらしい。

「時間がないから後で家でやって」と言っても、「今すぐ忘れないうちに、自分の言葉に変換しながら書き写すからちょっと待って。これが私の参考書の代わりだから。」と、こちらの解説メモを、せっせと自分仕様に書き直します。
たしかにこんなに丹精込めて作ったら、愛着もわくと思います。
きっと幾度も見返して復習したに違いありません。

このノートは、一ヶ月間お借りしようと思います。
これから受験に臨む6年生に、どうぞ見本としてぜひ見せてあげてください。

やる時には、何事にも全力投球。
お嬢様爆弾

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by youkosodesu | 2012-02-10 09:12 | 智子
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