スピードが出た

Iちゃん(小5)
小4の4月から月に2回、小5からは毎週1回通い、本日で通算54回目を迎えました。

学習ご報告です。
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逆算48、
分数乗除№2.15 満点賞100円券
方程式15 今日からいよいよ先陣を切って方程式に進みます。
最小公倍数25 満点
異分母分数足し算15 満点
異分母分数引き算15 満点
暗記カード12 満点賞100円券
平面図形と比の文章題20
以上で120分です。
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Iちゃんは、超のんびり屋で寡黙なお嬢さんです。
丁寧できちっとしたやり方ではありますが、何をするのもゆっくりで、そのペースを崩すと物事が上手く運べなくなってしまうようです。

「〇〇なの?」と質問した場合、うなずくだけの返事にも5秒は待つ必要があります。

私はこの子を見たとき、まずとことん“数の学習”で力をつけて、「スピードで処理する」ことを体感させる必要を感じました。
毎度同じことをやっているので、当然記録はどんどん伸びていきます。

かつては「先週やったことをすっかり忘れています。帰ったらすぐに家で復習をされていますか。」と辛らつな内容のご報告もたびたびでした。
そのたびに「やることの全てが遅く、学校の宿題だけで手一杯になってしまいます」と、わが子を見て切ないお母様のお返事も頂きました。

しかし、いよいよの時がやってきました。
待つこと50回目辺りから、たまりに溜まった力が、傍目から見ても分かるように外に向かい始めたのです。
加えて、文章題の力も上がってきたではありませんか。
“処理能力”が脳内の歯車のひとつに加わり、他の歯車と上手い具合にかみ合い、廻り始めたという感じです。

全国の“ゆっくりタイプ”のお子様をお持ちの保護者の皆様。
ご安心ください。
子どもは日々成長していきます。
「はやくはやく」と叱らなくても、必ず早くできるように変身していきます。
ただし、2年間くらいの長い目で見てください。
by youkosodesu | 2010-12-05 00:42 | I(女の子)
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