海外からの単発生徒②

海外から、一時帰国を利用しての単発6年生の海ちゃんです。

4年生から数えると7回目です。

遠いところから折角なので、今日は4時間ぶっ続けです。
成田から直行のため、さぞ疲れているのではと思い、「タオルケットを準備しておいたから、途中疲れたら横になってね」というと、飛行機には慣れているのでしょう、キョトンとして「え~、ぜんぜん平気ですけど。機内でも、成田からのバスでも寝てきたし」と疲れの様子も見せません。
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とにかく、遠すぎるところからの単発申し込みに私も緊張しました。
4時間で何とかしなくてはいけないからです。
途中「これは時間内では無理だ」と判断しても、他日に振り替えも出来ないし、今日中に形にしなくては帰すことが出来ないからです。

そのため、事前にお母様には「出来なかった問題」、「苦手な問題」を、どんどん送信してもらいました。
出来ない傾向をつかんでおく必要があるからです。

何かを教える時、「(塾授業での、または合判テストでの)分からないところだけを解説する」という教え方は避けたいと常々思っています。
そういうやり方なら、極端に言えば「説明上手の、自分より優秀な同級生」でも出来るからです。
個人指導の良さは、同レベルのほかの問題も、手助けなしに正解出来るように導くことにあると思います。

そのためには「どのレベルを選ぶか、どの順序で問題を出すか」が大切です。
始めにつまづいていた問題が、最後にこちらの解説無しで正解するまで、用意していた問題を投げかけ続けます。

要請があったのは
通過算
流水算
歩数歩幅
速さの差集め算
速さのつるかめ算
平面図形と比
図形の回転移動
図形の移動と重なり
と、盛りだくさんでした。

4時間という長丁場ではあるものの、これは多すぎると思い、絞った結果が速さの差集め算、通過算、流水算、歩数歩幅、平面図形の5単元です。

これを3日がかりで、問題を自分でも解き、彼女に適切なものを選別してコピーし、問題を出す順序に番号を振って準備しました。
ところが、です。

この続きは明日書きます。

おやすみなさい。014.gif

前回の彼女はこれ
by youkosodesu | 2010-09-11 01:06 | 海ちゃん
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