お久しぶり。Lちゃん(小2)です。
通塾回数が月に2回なので、私の主なる仕事は以下のことです。 ①前回出した指示がきちんと行われているか ②行われていたとしても、その子に“うんざり”感がないかどうか ③一枚にかかっている時間が適正か これらを総合して判断し、次回までの課題を決めます。 お子様というよりもお母様への課題です。 お子様の為に、毎日一定の時間を割くことが出来るご家庭のほうが、その成果は当然のことながら飛躍的になります。 教育に関心のある親御様でも、「何をどれだけ」行うかに迷っています。 いつまでこのレベルを繰り返せばよいのかが分からないため、早々に「もうちょっと難しいもの」に手を付けがちになります。 進めるかどうかの判断の大きな助けは、ご本人の手元と顔色を見ることですが、肉親だと客観性が失われて上手く行かないことが多いです。 Nちゃんは今年の3月から授業を開始し、14回余りの通塾期間で以下までやりました。(指示メール内容と、こちらでの学習分をあわせて概算しています) ①掛け算九九の読み上げ約1000段 ②九九の逆読み上げ約500段 ③一桁同士の足す引く各400問 ④逆算400 ⑤足して10の組み合わせ1500組 ⑥他、真ん中にゼロの付く多数桁の引き算筆算、文章題、暗記カードも多数回 一見膨大と思われますが、毎日に直せばたいした量ではありません。 学校でいよいよ九九が始まりました。 彼女は既に上下1500回以上を唱えているので、余裕で授業を受けていますが、いまから覚えることを開始するお子様もたくさんいるようです。 一足先にシリーズ3年を、前回から新たに課題に加えていますが、これも掛け算が完璧なのでまったく負担がありません。 これ↓ まもなく余りのある割り算の横算に入りますが、このときに必要なのは、九九と共に「一桁同士の簡単な引き算」です。 どうしてもご心配な保護者様で、二桁引く二桁以上の少し難しいものも訓練に加えたければ、一日に5問くらいで十分です。やりかたさえ掴めばよいわけですから。 ゲーム感覚で競って、うんざりする前に終わらせてしまいましょう。 ブログの読者の方より、「泣きながら(塾や習い事の)宿題をやっているが、どうしたらよいのか」といったご相談を、メールでお受けすることがあります。 泣きながら何かをやるのは、(たとえばすぐに泣き顔でごまかそうとするお子様の演技にしろ)有効性が薄い行為ですので、一度やっていることを「単純で簡単な、10分以内に終わること」に戻す必要があります。 さて、本日の50分間の授業ご報告です。 ①横算割り算60 ②逆算48 ③足す引く筆算8 ④九九逆読む6回 ⑤文章題テキスト2ページ ⑥累乗の掛け算一枚 ⑦暗記カード6枚 ⑧掛け算プリント(バラバラ九九)1枚 二週間分の宿題は ①文章題テキストの掛け算のところ全て ②分数から小数へのプリント 次回までに5個覚える ③上記ご報告中の①、④、⑥ 以上です。
by youkosodesu
| 2009-10-07 17:41
| 小さい生徒
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