[会いたかった 一人目 パート3]
昨日に引き続きJちゃん(小6)。 最終日です。 私「今日はどこをやりたい?」 J「どこでも」 私「速さ、面積のどっちが嫌い?」 J「速さ」 というわけで、今日は速さの「通過算」に絞ってやります。 的を絞って行うことは効果的です。 「速さ」は奥が深く、通常の旅人算の他にも、時計算、流水算、通過算、速さのつるかめ算、速さの差集め算、など多岐にわたっているので、“嫌い”の状態で各数問ずつ満遍なくやろうと試みると、混乱して更に嫌いになるのが必至です。「何かだけ」を、30から40くらいやり尽くすのがコツです。 結局最重要単元の「速さ」、「割合」は、本人にふさわしい難易度別に、少なくとも各100問程度はやることになります。 時々皆様から「この子は理解が遅い」などのご相談を受けますが、やるべき量を検討なさってみてください。 通過算には“電車”登場。以前器用な生徒さんが作ってくれました。 通過算は、結構苦手なお子さまが多いです。 片方が固定されている、「トンネルを通過する」ような場合はイメージしやすいのですが、特急列車が普通列車を追い越すように、双方ともに動きのある場合は、式として丸呑みすることは出来ても、心底納得しにくいと思います。 少しでもイメージできればと、手作業で「出会う」「追い越す」をやってみます。 下に色鉛筆を貼り付けると、軌跡が線として現れるので、納得がいくと思います。 電車の速さも長さも知らされておらず、「120メートルのトンネル通過時は〇秒、350メートルのトンネル通過時は△秒だけが分かっているときに、線分図で解く」のだけが苦手でしたが、他は解決しました。 本当にホッとしました。遠いところを来ていただいて、成果なくおかえしするのは忍びません。 昨日40問やったことがプレッシャーになり、どうしてもこの数を下回れないため、最後はあたふたしましたが、本日も40問のノルマ達成。(彼女の学習時間は毎回3時間です)
by youkosodesu
| 2009-08-16 18:49
| J(女の子)
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