もうひとつのブログ

私のもうひとつのブログは、自分や生徒さんたちの個人的なことに触れていません。
育児や勉強に関するほんの数行の、メモ程度のことです。
あふれ出る思いを、何かの方法で記録にとどめておきたいのです。
重複も多く、出尽くしたらやめようと思っているブログのため、こちらでのご案内は取りやめています。


こんな極小の個人塾ですから、保護者の方々の一番の心配事は「どんな人柄か」「どの程度の力があるか」だと思います。

どちらのブログも“素の自分”と食い違いはなく、書くという行為を通して、“自己紹介”をしています。


こちらのブログでお子様を載せるとき一番気を使うのは、学力そのものの上下を題材として取り上げないように、しかし嘘がないようにプライバシーを守りつつ、自分が母ならどこまで許すかを考えながら書くことです。

もうひとつのブログはそっけなくあっさりしていますが、時々個人宛にお便りをいただきます。(それが受け取れるシステムになっているので)
とても嬉しかったので、今日はそのお便りをご紹介したいと思います。

嬉しいお便り↓

今日のブログ拝見しました。(^。^)先日の包丁のお話も参考になりましたが、いつも「うーん」と、納得と言うか感激です。(*^。^*)
「努力」に対して褒めると言うことは、無意識にそれを強制していることになるのですね。中学生や高校生にも言えること。褒め方の極意を教えて頂きました。有難うございました。



内容がこちらのブログと重複していないので、転載します。

[1日一回、「お手伝いや、努力でないこと」を讃えましょう。]

いつも“努力する姿勢”ばかり褒めているのでは、「ここに居場所を作るには、絶えず努力をしないといけない」と無意識に思ってしまいます。

●笑い顔がすごく可愛い。こちらまで幸せな気分になってくるわ。

●ママはさっきまで、嫌なことがあって落ち込んでいたけれど、〇〇の顔を見ているうちになんだか気が晴れたわ。ありがとう。

●〇〇がいるだけで、この場所がパーッと明るくなる。

たったひと言、5秒もかかりません。



[包丁のお話し]
6歳前後になったら、果物の皮むきを教えましょう。野菜では初心者には硬いです。梨が一番良いです。
手が小さすぎると大人用の包丁が扱いにくいので、6歳前後が適切です。刃はよく切れるものを。

(右利きの人は)右手親指の爪に、マジックで自動車や犬の絵を描きます。シールを貼ってもOKです。

大人が手本を示します。
(右利きの人は)自分の手元が子どもに見やすいように左側に立たせて、始めの一刀を皮と実の間にスッと入れます。

次のことを必ず言います。

作業は親指だけで行っている。
ほかの四指は包丁を支えているだけだから、力を入れて押したり、力を加えて握ってはいけない。

「さぁ、お母さんワンちゃんが山登りするよ。仔犬4匹(他の四指)も付いてきてね。」

今度はいよいよ子どもの番。
一刀目は危険なので大人がやって、そのままそっと子どもに手渡します。

自分のを見せながら、絶えず「行きたいところに動けるのはお母さん犬(親指)だけ。あとは自然に引っ張られているだけ」と声を掛けてください。
親指単独を動かすことは自在に出来ますが、全ての指に意識が向いたとたん、コントロールしにくくなるからです。
意識を親指だけに集中させてください。
硬いものは後ろの4指で押し出す必要があるので、超初心者にはやわらかい果物が最適です。

これは、ある程度の年齢になった人に対する、包丁使いの力配分の説明とは違います。

あくまでも小さい子が、初めて刃物を扱うときの特殊?な指導です。包丁に慣れて巧みになれば、力加減はどんどん上手になっていきます。

どこかに書かれていたのではなく、ずっと前から自分で考えてやっていたことですが、この方法は怪我がありません。

ぜひやってみてください。
by youkosodesu | 2009-08-04 11:09 | ●私の方針
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