ご質問を受けましたので、授業進行をざっとご説明します。
[家庭塾の授業の進め方] 1カード学習(数に関すること、各種公式に関すること、単位交換に関すること、ABCカードなど)を約30分ほどインプットします。 頻繁に登場する“ABCカード”というのは、一口で説明すると、方程式の解き方を、理屈ではなく反射的に言える練習、と思っていただければ分かりやすいでしょうか。 これらのカード学習は毎週通う生徒さんですと、ご自宅でまったくやらなくても、約二ヵ月(8~9回)ほどで必ず覚えますが、二ヶ月間省略すると、半分は怪しくなってきます。 次々と新しいカードが増えていきますので、時間が短縮されることはありません。 2はじめに解説をせず、基本問題をやってもらいます。予習ですと、当然出来ないことが予測されますので、その時点で解説を始めます。 “自分主導型”にしないとボーっとしてしまうので、なるべく解説を避け、当人の学力に適した、たくさんの問題を提示し続けますが、エンピツの動きを見て、戸惑いを感じたらすぐに解説をします。 「もう少し粘り強く考えよう」とは絶対に言いません。 分かるときは問題文を読むなり、線分図を描くなど、何らかの手段を試みようと、エンピツが動き出しますので。 大切なことは、早々に次なるレベルを要求しない、ということです。 2時間学習のお子様ですと、30分はカード学習、残りの一時間半で、20問(成績が上位の人は半分くらいの問題数)ほどの同レベルの問題を解いていただく、という具合です。 一対一の最大の利点は、相手から目を離さずにいられるので、学力を適正に把握でき、的を外さずに問題を提示できるので、比較的早く学力の回復をはかれる、という点だと思います。
by youkosodesu
| 2007-09-26 19:05
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