5時間とは!

L君(小5)です。
夏期講習にお申し込みになりました。
ご自宅から、なんと交通時間のみで往復五時間ちょっとかかるのだそうです。

L君の通っている進学塾サピックスは、クラスが非常に細分化されているのが売りですが、使うテキストは全クラス同じです。
今日見せてもらったのは、場合の数ですが、目が点になってしまいました。何と難しい・・・

あと一歩でトップグループに入れるL君でも、苦手感をもっている「場合の数」でした。
そこで、いきなり難問の解説に入るより、四谷シリーズを使って「道順」、「重複が含まれるカード」、「塗りわけ」、「組み合わせ」の基本から復習することにしました。

その結果、樹形図は最終手段で使い、積の法則、和の法則、それらの複合で解くことができる問題がほとんどだとわかり、30問ほど解き終わったとき、L君から、腰の引けたうんざりしたような空気が消えていました。

一番良かったのは、途中からL君に「分からない」ことを楽しむ余裕が出てきたことでした。
5時間とは!_f0024310_091324.jpg

そして先ほど、お母様から次のようなメールをいただきました。
「○○です。本日はありがとうございました。△△の感想は『算数って楽しいんだね!』ですって。ありがたいです。取り急ぎ報告します。」(原文のまま)

遠くから来ていただいた甲斐がありました。
by youkosodesu | 2007-08-05 23:55 | ●私の方針
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