H君との会話から

H君(小5)です。
H君はとても語彙が豊富なので、時々大人同士のような会話になります。
今日しみじみと次のようなことを話しました。

わたし「Hくんは先週やったやり方もすごく覚えているし、解説も引っかからずにすいすい理解するし、今まで私が出会った生徒の中でも、すごく出来るほうなんだよ。それなのになんで進学塾では、まったく反映されないんだと思う?」

H「う~ん、わかんないけど・・・塾の先生(私のことではありません)がちょっと怖いというのもある。『今度こそ自分の実力を発揮しないと』と勝手に思っちゃうんだよね。、周りの人から無言のプレッシャーがかかっているような気がするんだよ。」

H君は、算数以外の偏差値はすごく高いのです。
算数も本当は出来るのだと思います。しかし、ここでは次々と間違えることなく問題を解いてしまうので、手の施しようがありません。

大人でも仕事先で、「失敗するんじゃないでしょうね」と後ろからじっと見られていたら、すごく嫌な気持ちがしますし、仕事の内容そのものに集中できなくなって、失敗するかしないかだけに、気が飛んでしまうことがあります。
H君はこと算数に関しては、そんな心境なのでしょう。

この内容からは離れますが、5年生で、このように自分の気持ちを客観的に捉え、大人に説明できることもすごいことです。

わたし「いつもすごく難しい言葉で話すけど、友達に通じる?」
H「友達とは、無意識に切り替えて話しているよ」
わたし「自動通訳者だね」
H君との会話から_f0024310_195957100.jpg

学習メニュー
①暗記カード30分
②容積と深さ合計26問を60分
by youkosodesu | 2007-07-14 20:33 | H(男の子)
<< ご確認メール 等差数列やっと終わる >>