面談のお母様(小1)

保護者面談です。
今日は小学校1年生のお母様です。
学年が達していないので、入塾のための事前面談ではなく、今後受験に向けて、あと5年間を、どのようなスケジュールで過ごしたらよいのかのご相談です。
面談のお母様(小1)_f0024310_1712251.jpg

お母様が一番気にされていることは、2年前、お受験の準備が後手後手にまわってしまい、お子様に負担感を持たせてしまったことのようでした。

3年生の終わりになったら、お子様の気質に合った進学塾を探す、それまでは今通っているソロバンをしっかり極める、という結論でお帰りになりました。
面談のお母様(小1)_f0024310_17164289.gif

初めてのお子様に対しての育児や教育は、誰しも手探りです。

特に「受験」に関しては、ここまでやったらやり過ぎなのか、これが当たり前のことなのか、皆さん本当に戸惑っているご様子です。
育児のことなら、公園で知り合ったママ友でも意見交換が出来ますが、小学校や中学校の受験は、全員がするわけでも無いし、なかなか本音を言うことが出来ません。

ご祖母様(お子様のおばあちゃま)の含蓄あるお言葉も、身内というだけで、時代が違うからと聞き流してしまうこともあるでしょう。

結論からで恐縮ですが、中学受験なら、5、6年生は相当な勉強量が必要です。それをやれるようにするためには、早々に1年生から進学塾に入ることが必要なのではなく、遊びと、スポーツと、適量の基礎学力の積み重ねが必要なのです。

それをやっていない子は“思い残し症候群”で、なかなか切り替えが出来ません。
by youkosodesu | 2007-07-02 17:33 | 保護者面談
<< 今日も面談(小4) NG企画第2弾 >>