お母様ご一緒に

先日こんなご相談がありました。

「5年生です。週三回の進学塾のほかは、自宅学習に今ひとつ真剣みがなく、一行問題集の計算部分をやるのにすら、一時間ほどかかってしまう。理社にいたってはどんな風にやったらよいかもわからず、前のページをみながら宿題を埋めていくので、覚えているのかもわからない。一人っ子なので母親に比較的時間があるため、注意を促したり、傍についていることはできるが、だらだらと時間がかかりすぎて、どうも家庭学習がびしっと決まっている感じがしないのですが」

このようなのんびり型で、現在の成績が維持できていることが驚異ですから、もっと真剣に家庭学習に臨めば、ご希望の中学合格は夢では無いのにと、もったいないと思いました。

そこで次のような提案をしました。

「子どもたちは、自ら意欲的に勉強している子はごく少数です。ひとりで勉強するのはつまらないし、張り合いも無いですから、もしお子さんにかけられる時間があるなら、すぐに四谷シリーズをもう一組準備して(母用)、
①範囲を決めて二人で集中して読む
②大人にはポイントとなる部分が分かるので、口頭で質問してどんどん答えさせる
③最後に宿題をテスト代わりにやる
という順序でやってください」

理社は、楽しんでどんどん覚えれば5~7割の点数がとれるのです。無味乾燥な暗記のための学習がどんなに辛いものか・・・
[注]そのときお母様も最後に必ずテストを受けること。あまりにお子様の得点が低ければ、上記②を増やすなど、ご自分のやり方を変えてみて下さい。


この方法でお子様が合格した暁に、お母様に残ったものは“知的財産”ですから、後は「トーマス」に勤め口は決まったも同然。

勉強って、動機付けがないと本当に面白くない(どころか、苦痛そのもの)ということを、大人たちにもっと分かってほしいな・・・


その後ある方からご意見をいただきました。
「そんなに子ども本位にちやほや勉強させては、今後に影響して良くないのではないですか?」

まず目的をはっきりさせましょう。
①“中学受験”を手段にした“学習の自立”が目的なら、結果は問わない。
②“合格する”ことが目的なら、時間の許す限り“大人の知恵”を貸して応援する。

「自立」を、今この時期に、「学習」を通して迫られるのは負担と、感じるお子さんが多いと思います。①か②のどちらか一つでお願いします。
by youkosodesu | 2007-06-05 08:29 | 保護者面談
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