生徒お母様からの応援要請が。
場合の数の「不定方程式」のやり方を教えて欲しい、というものでした。 不定方程式は、一見つるかめ算で解けるような気がしますが、買った全体数が示されていないため、表解で答えを見つけ出していく問題です。 お子様に対するのと同じように進めます。 まずは私の解説→再び2回目の私の解説→お母様が一人でやる その後私のダメだしがあり、「ハイ、もう一回。」 「実際にわからない相手を前にした場合、説明する側がしどろもどろになってしまったら、余計に混乱させてしまうことになりますよ。もっと流暢にできるまで。ハイ、さらにもう一回。」 私が生徒になって「どうして数を小さくするんですか?」とか、「yのスタートをこの数値にした理由は何ですか?」のような質問をして、答に詰まったらやり直し、を繰り返します。 そして繰り返すこと4回。 はじめ、緊張と恐怖?で固まっていたお母様も、回を重ねるごとに自己解説に慣れてきて、私の視線も気にならなくなりました。そして問題の内容そのものに入り込めるようになって来ました。 中学受験問題の解き方は独特なので、どうしても数学風に考えてしまう大人たちには受け入れにくい部分があり、結果的に何度もやってもらうことになってしまいましたが、このようにして実際に授業を受けていただくと、子どもたちの気持ちが手に取るように分かってもらえるので、とても有意義な時間でした。 その後お母様からは、こんなメールが届きました。 先生から頂いた貴重なお時間を無駄にすることのないように、また、**に「この問題好き!」と思ってもらえるように、という思いで、説明の練習をその後ひとりで何度も行いました。 お陰様で**の理解もスムーズで、同じタイプの新しい問題を自分から解いておりました。 あ~ よかった。うれしいです。
by youkosodesu
| 2013-06-08 21:27
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