作文の指導

もう何年も前に、「国語」は指導教科からはずしましたが、作文の指導だけは、要請さえあれば今もやっています。

先日お別れの会でお会いした、Q君母子と話したときのこと。

母「この子は本を読むのはとても好きなんですが、作文となると、からきしダメ。そこで**ゼミナールで作文指導を受けたんですが、やっぱりだめなんです。どうしたらよいでしょう・・」

あのですねぇ、何故それを私にやらしてくれなかったの?
私、それだけはすごく上手いんですが。

試みに「どんなのでもよいからお題を頂戴」と要求し、5種類ほどQ君からもらいました。

もらった“お題”は
「いじめについてどう思うか」
「小学校生活で心に残ったこと」
「親友とは」
「自分のおじいちゃんおばあちゃんのこと」
あとのひとつは何だっけ・・・

私はそのひとつひとつに即興で答えて、見本を披露。

そしてそのあとに***************・・・・・と講義を加えたら、本好きのQ君には言わんとすることが適切に伝わったようで、ニヤッとして、「そうか、そうやって起承転結をつけるんだね。すごく分かった。」と言いました。

わずか20分で自分のものにしたQ君はすごい。

「たった20分ですべてが明らかになったなんて。一年間の作文教室の月謝はもったいなかった~~」とはお母様の弁。
by youkosodesu | 2013-04-09 10:13
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