ご無沙汰しました。
本日から新年度の授業が開始されます。 出だしはちょっとまじめに語りたいと思います。 大半の親御様が、 「もっと集中して勉強しなさい。」 「集中して早く片付けちゃいなさい。」 という注意をした経験があると思います。 当の子ども側は、 「何だか分からないけど叱られているみたいだから、勉強や片づけを“やっつけ”でもよいから、とにかく終わらせてしまえば、これ以上怒られることからは免れるかも」と思っています。 長くこの仕事についていると、その経験から「集中する」を体感させたいとき、出だしは、そこに思考が混じらないほうが良い、ということが分かってきました。 簡単に言うと、学年相当の文章題を20並べて「習ったところなんだからできるよね。さぁ集中してやってしまいなさい。」よりは、3、4種類の計算を適量(各10~30コで、合計時間が20分程度を超えないよう)、時間を縮めるように挑戦するほうが、より効果が上がると思っています。 時間設定は、当人が頑張ってやった結果よりも、「少しだけ高め」の要求を日々更新して出していきます。 どの子も、自分と時間との戦いに勝負を賭けて一心不乱に取り組んでいる様子が、親御様のメールからうかがい知ることが出来ます。 このような勝負に臨むとき、 ●「ゲームのこと」 ●「友達とのいさかい」 ●「お母さんに叱られて嫌だったこと」 ●「背中が痒い」 ●「お腹がすいた」 などのことは一切考えずに取り組まなければ、与えられた設定時間をクリアすることは出来ません。 「時間と戦っているが、決してやっつけ仕上げではなく、その結果に自身も納得がゆくこと」 これこそが、集中の始まりです。 文章題の集中は、この後になります。 家庭塾では、受験に必要な計算力を強化しながらついでに集中力も、と「数の学習」を作りました。 以下は数学習です。 ご参考になさってください。 *「文章題」とか「暗記カード」といったものを外しているので、番号が所々飛んでいます。 1.逆算 3.約数 4.約分 5.分数乗除 6.素数 7.1桁引く 8.1桁足す 9.九九の正 10.九九の逆 11.累乗暗記 12.結合の法則 13.二重繰り下がりの引き算筆算 14.真ん中ゼロ割り算 15.九九バラバラ 17.小数⇔分数 18.仮分数⇔帯分数 19.50マス 20.100マス 21.足して10 22.引いて10 23.方程式 24.還元算 25.四則の順序 27.線分図の練習 28.割り算横算暗算余りなし 29.割り算横算暗算余りあり 30.割り算筆算暗算余りなし 31.同分母分数 32.異分母分数 33.最小公倍数 34.最大公約数 35.割り算筆算暗算余りあり 37.単位 38.単位(時間) 40.縮尺
by youkosodesu
| 2011-03-02 13:02
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