突然の来訪 その2

ご子息の偏差値は、健闘しており、ご心配されるほどのものではありませんでした。
しかし、ひそかにご希望されている(らしい)〇〇中学や△△中学を受験するには、少し偏差値が足りません。

ご持参なさった算数の、6年生になってからの何回かの四谷答案を見ると、比が絡んだ平面図形、求角関係にミスが目立ちます。

これらの苦手単元を、数回だけ見てもらえるところはないものだろうか、という話題になりました。(家庭塾が満員のため)


ユリウス、プリバート、トーマスなどの名が上がりました。

しかしお母様は「それを職業としている専門の人に見て欲しい」というお考えのようです。

そういう場合は「プロの家庭教師」しかありません。

何歳まで働けるか分からない。
怪我や病気で長期休業すれば、即座に生活の手段を絶たれる。
ボーナスもない。
今月で辞めますといわれればそれまで。
毎日ぎっしり埋まるとは限らない。
依頼者宅までの手間、時間のロスは大きいが、それを料金に組み込むことは出来ない。
妻子を養い、子どもを大学まで出し、マンションのローンを支払い、老後のために少しは預貯金も。

これらを考慮して、月収を少なく見積もっても40~50万円。
それを時間当たりに振り分けます。

こうした事情で、プロが高額になるのはやむを得ません。

つづく・・・
by youkosodesu | 2010-10-27 13:11 | 保護者面談
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