初登場T君(小3)

初登場のT君(小3)です。

かの地へご家族で数年間赴いた小3男児と、入れ替わりに入っていただいたのは、偶然学年が同じT君でした。
来年2月からは進学塾に入ることになっているので、数にして20余回の授業を受け持ち、本日がその6回目です。

長くスポーツをやっており、体力や持久力があるので、学習が楽に続けられます。
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スポーツ以外に、今までお母様が自宅でチャレンジをやらせていました。
内容が「難しいのか簡単なのか」が、大人である自分には掌握できかねる上、いつも「やらせすぎなのか、不足しているのか」も、第一子のため迷うと仰っていました。
7月半ばより、こちらが提示した学習指示に、お母様はとてもよく付いてきてくださったと思います。


低学年に対しては「易しいものをテンポよく」が一番効果が上がります。
わずか2ヶ月ですがT君はここまで来ました。

今日の学習事項です↓
①逆九九の時間当て4,6,7,8の段
②バラバラ九九をカードで全段
③真ん中にゼロが続く筆算9問
下のようなものです。皆様も書き写してぜひ練習してみてください。
高学年でも混乱しがちなのを長年見ているので、こちらではちょっと工夫したやり方をしています。
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④逆算48問
⑤余りのある割り算 横算の暗算40問
⑥割り算筆算 暗算 23問
⑦約数の説明と練習
4,5,6,7,8,12,16,18の約数を出しました。
⑧素数とは何か
以上で90分です。


前回「約数」に入りましたが、やっている様子を見て⑤、⑥の練習不足を感じ中断しました。
「一問当りにかかる時間を短縮しましょう」とお伝えしたところ、たった一週間で解消されました。

彼がやっているのは48÷3とか72÷4程度の本当に簡単な暗算です。
レベルをどんどん上げるのではなく、時間が短くなるようにすると効果大です。

テンポがとても大事です。
この学齢ですと、難しいものを苦悩しながら「少し」行うのではなく、時間を計りながら問題を「やっつける」みたいなやり方が乗せ易いです。
このようなやり方で“弾み”をつけ、進学塾に送り出そうと思います。

宿題
●~20までの約数を、簡易表に記入式で出す(やり方はご本人が知っています)
ある日は4,5,8、9を出す、4,6,10,14を出す、など。
●バラバラ九九 スピードをつけてください。
●後は、上記の③、⑤、⑥をやってください。③は、時間は度外視して構いません。
●さらに、余りのある割り算筆算の簡単なもの(二桁÷一桁)を一枚加えてください。←暗算でやります。


関連文
by youkosodesu | 2009-09-24 19:00 | MT3年生
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